「髪がパサついて、まとまらないんです」というお悩み
先日サロンにいらしたお客様は、40代半ばの会社員の方でした。「朝どれだけ丁寧にブローしても、髪が広がってパサパサしてしまうんです。以前はもっとしっとりしていたのに」とため息まじりにおっしゃいました。髪をお預かりしてみると、表面はざらつき、毛先は白っぽく乾いた印象でした。
このようなご相談は、35歳から55歳くらいの女性のお客様から特に多くいただきます。年齢とともに髪の水分や皮脂のバランスが変わり、同じケアを続けていても、以前と同じツヤが出にくくなってくるのです。
パサパサの原因は「乾燥」だけではありません
パサつきというと、単純に「水分が足りない」と考えられがちです。もちろん乾燥も大きな要因ですが、実際のサロンでは次のような原因が重なっているケースがほとんどです。
摩擦によるダメージ
タオルでゴシゴシ拭く、濡れた髪を乱暴にとかすといった動作は、キューティクルを傷つけます。傷ついた表面は光を均一に反射できないため、ツヤがなくなり、ざらついた印象になります。
洗いすぎ・すすぎ残し
皮脂を取りたいあまり、洗浄力の強いシャンプーで何度も洗ってしまう方もいらっしゃいます。また、コンディショナーのすすぎ残しも、髪がまとまりにくくなる原因になります。
サロンで実践しているツヤ髪への3ステップ
お客様には、特別なことではなく毎日のケアの中で取り入れられるステップをお伝えしています。
ステップ1:やさしく洗い、必要な潤いは残す
まず見直していただきたいのが、シャンプーの選び方です。私たちSENJYUが提案しているのは「Synergy Pure Shampoo」です。泡立ちがやさしく、洗い上がりに髪がきしみにくいので、「洗うたびにパサつく」と感じている方にも使いやすいシャンプーだと思います。指の腹で頭皮を洗い、毛先は泡を手のひらで包むようにのせて、ぬるめのお湯で丁寧にすすぐことがポイントです。
ステップ2:水分と補修成分を補う
洗髪後は、乾いた中間から毛先に「Synergy CELL CURE(ミルク)」をなじませます。ミルクタイプは髪全体に広がりやすく、乾燥が気になる部分にも少量ずつ使えるのが魅力です。つけすぎるとボリュームが出ることもあるため、手のひらでしっかり伸ばしてから髪に取るようにすると、ベタつきを抑えられます。
ステップ3:仕上げに油分でツヤをまとわせる
最後に「Synergy CURE OIL(オイル)」を数滴、手のひらで温めてから毛先中心になじませます。オイルは髪の表面をコーティングし、光を集めてツヤを出す役割があります。ここでも量が多いとペタンとしやすいので、「少なめから始めて足す」のがコツです。
ドライヤーとタオルドライの工夫
ケアの効果を引き出すには、乾かし方も大切です。タオルは押さえるように水分を吸い取り、こすらないようにしてください。ドライヤーは根元から乾かし、最後に冷風を当てるとキューティクルが引き締まり、ツヤが出やすくなります。ドライヤーを髪から20cmほど離して、同じ場所に熱を集中させないことも、乾燥とダメージを防ぐポイントです。
お客様の変化
冒頭の40代のお客様には、このステップを2〜3週間続けていただきました。次にご来店いただいたとき、「朝のまとまりが全然違います。指通りもなめらかになりました」と笑顔でおっしゃったのが印象的でした。特別な施術をしなくても、毎日のケアを少し見直すだけで、髪は変わっていきます。
まとめ
パサパサ髪をツヤツヤにするためには、「洗う・潤す・仕上げる」の流れを丁寧に整えることが大切です。やさしく洗い、水分と補修を補い、最後に油分でツヤをまとわせる。この3つを意識するだけでも、髪の印象は大きく変わります。今の髪の状態に合わせて、無理なく続けられるケアから始めてみてください。髪のお悩みがあれば、いつでもサロンでご相談ください。