市販シャンプーとサロンシャンプーの違いとは?|スタイリストが現場で感じる本当のところ

「同じシャンプーなのに、なぜ仕上がりが違うんですか?」

先日、カウンセリングでお話しした40代後半のお客様に、こんな質問をされました。「ドラッグストアで買っているシャンプーと、サロンで使ってもらっているものは、何が違うんですか? 値段もかなり差がありますよね」。毎日使うものだからこそ、気になるのは当然だと思います。今日はその疑問に、現場の目線からお答えしますね。

市販とサロン、いちばんの違いは「目的の幅」

市販のシャンプーは、できるだけ多くの方に合うように作られています。髪質も、頭皮の状態も、年齢も違う人が使うので、どうしても「誰にでも無難に」という設計になりやすいんです。もちろん、それ自体は悪いことではありません。洗浄力がマイルドで、泡立ちがよく、香りも良いものが多いですから、日常使いとして十分に役立ちます。

一方でサロン専売品は、「ダメージを受けた髪」「乾燥しやすい頭皮」「カラーやパーマを重ねた髪」など、ある程度目的をしぼって作られていることが多いです。プロの現場で何百人もの髪に触れてきた経験をもとに、「こういう髪にはこの処方が必要だ」という考えが形になっています。

現場で見てきた「洗い上がりの差」

これは正直にお伝えすると、洗った直後の印象より、数日後の髪の状態に差が出ることが多いと感じています。

たとえば、縮毛矯正やカラーを繰り返しているお客様は、市販のシャンプーを使い続けた結果、毛先がパサついてまとまりにくくなっていることがあります。洗浄力が強すぎるものや、すすぎ残しがあると、髪の表面の油分が取られやすくなるんですね。そこで、洗い方や選ぶシャンプーを変えてもらうと、「朝のまとまりが違う」「ドライヤー後の指通りがいい」といった変化を感じてもらえることが多いです。

SENJYUのシャンプーは、どう使い分けるといいのか

当店でお勧めしているのは、まず「Synergy Pure Shampoo」で髪と頭皮をしっかり整えることです。毎日の基本のシャンプーとして使いやすく、洗い上がりの軽さを感じやすい処方になっています。ここで土台を整えておくと、その後のケアが入りやすくなります。

そのうえで、髪の内部まで乾燥しやすい方や、カラー・パーマでダメージが気になる方には、「Synergy CELL CURE(ミルク)」を毛先中心に取り入れてもらっています。タオルドライ後に少量なじませると、ドライヤー前の状態が落ち着きやすいと感じるお客様が多いです。

さらに、スタイリングの仕上がりや艶を大切にしたい方には「Synergy CURE OIL(オイル)」をおすすめしています。量が多すぎるとベタつきの原因になるので、手のひらでよく伸ばし、中間から毛先を中心に少しずつ重ねるのがコツです。

ワンポイント:いきなり全部を変えなくても大丈夫です

「高いものに変えないといけないのかな」と感じる必要はありません。まずは今のシャンプーの後に、ミルクかオイルのどちらか一つを足してみてください。髪の乾き方やまとまりに変化があるかどうかを、数週間ほど観察してみると、自分の髪に何が合っているかが見えてきます。

選ぶときのいちばん大事な基準

市販かサロンか、という二択で考えるより、「今の自分の髪が何に困っているか」を基準にするのがおすすめです。広告の言葉や価格よりも、朝の寝ぐせ、夕方のパサつき、ドライヤー後の指通りといった日々の感覚のほうが、実はよほど正直な判断材料になります。

もし迷ったら、次回来店時に今使っているシャンプーを持ってきていただければ、一緒に確認しますよ。遠慮なく聞いてくださいね。

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