「オイルをつけているのに、夕方にはパサつく」というご相談
先日サロンに来られた47歳のお客様は、こうおっしゃいました。「毎朝ヘアオイルを使っているのに、夕方になるとまとまりがなくて、かえって広がって見えるんです」。
カウンセリングで髪の状態を確認すると、毛先にはしっかりオイルが残っているのに、中間部分は乾いたままでした。原因はオイルの量ではなく、つけるタイミングと場所にあったのです。同じような悩みを持つ方は少なくないので、今日はヘアオイルの使い方についてお話しします。
ヘアオイルがうまく働かない3つの理由
1. 髪を乾かしきってから塗っている
乾いた髪にオイルをのせても、表面をコーティングするだけで、髪の内側まで十分になじみません。お風呂上がりにタオルで水分を取ったあと、まだ少し湿っている状態でつけるほうが、髪全体に行き渡りやすくなります。
2. 根元や頭皮につけている
オイルを根元につけると、ベタつきやすくなるだけでなく、頭皮の皮脂と混ざって不快に感じることがあります。オイルが本当に必要なのは、乾燥しやすく傷みやすい毛の中間から毛先です。
3. 「たっぷり」が良いと思っている
量が多いと髪が重くなり、ボリュームが失われる原因にもなります。足りないと感じたら一度に増やすのではなく、少量ずつ足していくのがおすすめです。
今日から試せる、基本のヘアオイルの使い方
まず、シャンプー後にタオルで余分な水分を優しく押さえます。次に、オイルを手のひらに取り、両手でよくのばしてから、中間から毛先を中心になじませてください。指先で髪を揉み込むようにすると、ムラなく仕上がります。
ドライヤーを使う方は、乾かす前にオイルをつけておくと、熱から髪を守る助けにもなります。最後に、髪がまだ乾ききらない段階で、もう一度毛先に少量なじませると、まとまりが長持ちしやすくなります。
シャンプー、ミルク、オイルの役割を分けて考える
ヘアケアは「どれか一つで全部解決する」ものではなく、役割を分けて考えると取り入れやすくなります。
まず土台となるのは、毎日のシャンプーです。SENJYUの「Synergy Pure Shampoo」は、髪と頭皮をやさしく洗い上げ、次のケアがなじみやすい状態に整えることを意識して選びたいアイテムです。洗いすぎないことも、年齢を重ねた髪にとっては大切なポイントです。
次に、髪の内側のうるおいや弾力を補いたいときは、「Synergy CELL CURE(ミルク)」が役立ちます。タオルドライ後の髪になじませ、乾燥しがちな状態を整えるステップとして取り入れやすいアイテムです。
そして仕上げには、「Synergy CURE OIL(オイル)」を使うことで、髪表面のまとまりや質感を整えやすくなります。先ほどお伝えした、中間から毛先へのなじませ方で使うと、無理なくツヤを感じていただけるはずです。
もちろん、すべてを一度に揃える必要はありません。今お使いのシャンプーはそのままに、まずはオイルの塗る場所とタイミングを変えてみるだけでも、髪の印象は変わってきます。
まとめ:オイルは「量」より「場所とタイミング」
冒頭のお客様は、オイルのつける位置をお風呂上がりの中間から毛先に変えただけで、「夕方のまとまりが違う」と喜んでくださいました。
ヘアオイルは、正しく使えば毎日のスタイリングを助けてくれる心強い味方です。ぜひ今夜のお風呂上がりから、少量を毛先になじませる習慣を試してみてください。髪の状態に迷ったときは、いつでもサロンでご相談ください。